カシスジャムも引き続き有りますので、どうぞお試しください。
昨日も、大麻で京都の中３が逮捕のニュース。京都市教育委が極めて深刻と薬物乱用の防止取り組みの拡充をとある。
最近ではピエール瀧、ちょっと前だとＡＳＫAや清原など相変わらず薬物の話題が多いけれども、そういったニュースが出るたびに思うのは、どれだけの人たちがそれを身近にそして深刻に感じているのだろうか？
もう３０年も前の私の大学時代にも結構身近に薬物はあって、その頃も今のように著名人が逮捕でニュースで出ると、まるでそういった世界は遠い所にあるかのように感じてる人が世間には多かったように見受けられ、それは今も変わらない・・・。しかし多分その頃にどこか違う世界のお話かのように思っていた人たちも今の私と同じ世代で、大学生や結構な年齢の子供達も出てきているだろうから、もっと身近な事と捉えないとと思い、ちょっと書こうかなと。
２０年位前に私が長野のスキー場に山籠りした時、割とスノボー初心者向けのそこそこの大きさのあるスキー場で、宿舎も飲食店なども周りに一杯ある繁華街のすぐそばにスタッフ宿舎もあり、職場ももちろんそのスキー場や隣のホテル併設のスキー場だったりなので、雪山初めての女子高生、女子大生の２人組などから団体、もちろん男子学生も、非日常を求めて来ているので結構浮かれたお客さんが多かったのを良く覚えています。
必ずそういった所にはそこに付け込み狙う人間がいて、危険なのは単純なナンパだけではないと言う事を親はよく認識して子供に諭さないといけないと思います。
その頃私が籠った２年間時によく流行って？たのは、ナンパして仲良くなって気分を揚げさせてノリで断れなくさせて薬物を勧めるオーソドックス？なタイプもいましたが、さすがに普通にナンパはありふれてて、しかも効率が悪い。しっかりした子はなかなかのってこないだろうと考えるとそこがまず大きなハードルになる。まあ中途半端にしっかりした子の方が、「私は大丈夫、見分けられる」と思っていてかえって騙されやすい面もあり、そういう子も一杯見ましたが。
そこで、有名大学のサークルを装い、活動の一環だったり、活動費にする為に仲間うちでやっている等の嘘で、スノボ初心者向けに安く教えていますのでを受けてみませんか？と声を掛けて誘う手口です。有名大学というブランドでまず安心感から吊られ、目的が別なので教わる金額が格安という所でも吊られ、更にスクールなのでとバスを下車した瞬間から声掛けをしても相手に不自然に取られないなど多数の利点・・・等、よく考えられてるなあと思いましたが、まあそれに騙される人の多い事多い事。
受講さえさせてしまえば、仲良くなったり警戒心を解いていくのにもう障害は無いですから・・・。
後はナンパと似たようなもんで仲良くなって夜は同じように居酒屋などで薬物を勧めるだけ。今では大麻入り食品・お菓子なんて数多く有る事も知られてますが、その頃でも結構あって、酔っ払いには見た目で罪悪感なんて消えてしまう。
裏で糸引いてるのは、そこの町で働いてれば何者であるかある程度見えてるし想像も出来るから、下手に止める事も出来ないし、お店もみかじめ料代わりに目をつぶっているのか？と想像もできるし、こんな雪山で問題起こしてシーズン途中に帰される訳にもいかないので私も何も出来ませんでしたが。飲みに出かけると十中八九は目撃していた印象です。（１度何かのタイミングでたまたま助けたら、当時大蔵省の女の子で、後日下山時に銀座で美味しい蕎麦おごってもらって、土産にお札の印刷の入ったせんべいまで頂いて感激したのを良く覚えています。その子も勧められたら断れなかったかもと言っていました。）
ああ言った非日常の場で、若者特有のノリで飲み屋にまで付いて行って楽しく飲んでたら、断れる子はほとんど見た事ないですね。それが入口になって・・・。
これはほんの１例でそれ以外にも色んな手口が有りましたが、うちの子は大丈夫とか、そんなの滅多なことじゃないなんて思っていたら大間違い。
親が、そんなの身近に無いもんなあ・・・なんて想像力も何も無く考えてると、知らずに普通の子供ほど引き込まれたりするものですし、当の子供本人の感覚は、入口がすぐそこに普通にあるからこちらが考えるほどそんなに悪い事と捉えないのもある意味当然でしょう。こっちの感覚でいるとまるっきり読み違えます。
SNSでも逆パターンですがそうですよね。こちらは段々便利になってきた世代。スマホもここ何年かで当たり前になったのに、やれ危険だ、個人情報だ、良く分かっても無いのに色々言ってるけれど、そこは物心ついた時からずっとネット社会が有る世代の方が（もちろん間違っているのも一杯いるけれど）意外とツールとしての使い方を心得ていたり、何が悪くて何がいいかも知っていたりするんですよね。でも間違ったやつばかりすぐニュースなどで出ると、やっぱり若いやつはと思う人も多いけど、実際はそうでもない。もう見てるものやってる事、感覚が全く違いますから。
さて、子供たちは春休み・・・。花粉症に耐えながら、ディスカバリーパーク近辺の太平洋岸自転車道を富士山見ながらのサイクリングに行ったり、王子はこの１年の総復習、姫も入学前の点検的な勉強を見たり、短期講習のプールや遊びのプールに連れて行ったり、いつも通りの公園など、
静岡の、ゴミ焼却熱を利用したプールのある健康増進館「ゆらら」、室内で花粉もあまり気にならないしうちの６歳の姫はもちろん、９歳の王子でもそこそこ楽しめたみたいでなかなかお勧めですよ。その名の通り、健康増進の為の施設な為、ご年配が多いのであまりはしゃげない感じでは有りますが。半額の金曜日とか、どこかで割引券手に入れて行ったら結構お得な感じかも。
うっすら富士山見えるかなー・・・天気のいい日はディスカバリーパークあたりに車止めてちょっと走って見るのもいいですよ。
春ですなあー。
