2015年10月20日火曜日

可愛い訪問者

先日、焼津東小2年生から授業の一環としての訪問のお願いのお手紙をいただきました。


「よろしくおねがいします」とあの年頃の子供たちに言われたら疎かに出来ないなと思い、静岡店の営業をスタッフに任せてその日は久しぶりに焼津店に私が出ました。



当日、こんな形で2班に分けての来店。

(写真は校長先生・教頭先生に確認していただき許可を得て掲載させていただきました)

後に発表の場があるという事で、みんな真剣に色々と見ながら質問を一杯してくれました。

「種類は何種類くらいありますか?」「季節によってあるものが変わるので常時で言えば15から20種類くらいかな」

「作るのに1番大変な事はなんですか?」「柔らかく作る為に色々工夫するところかな」

「このチョコ生地の色はどうやって作るの?」「ココアパウダー混ぜてるんだよ」「あーだからほんのりチョコの味がするんだー」

「スタッフは何人いるの?」 「静岡と焼津で全部で10人位かな」と答えると、「今ここにいない人たちはどこで何してるの?」なんて可愛い質問なども。そうだよね、そう思うよね。おっちゃんの答え方が悪かった・・・



その中で1番驚いたのは、
「どうしてこの店を始めたのですか?」という質問でした。質問自体にすごくするどいとこ突いてくるなーとまずそのことに率直に驚いたのですが・・・

以前からこのブログにも書いているように
「私が昔からずっと好きで食べてきたこのワッフルの味を、特に君たちのような子供たちにもだけど出来るだけたくさんの人に食べてもらって、好きになってもらって、出来れば私もこのワッフルを作りたいという若い人が出てきて、この味がどんどん次の世代にも継承されていったら良いなーという気持ちから始めたのですよ」
というような説明をしたところ、
「すごい素敵ー」
という声が返ってきて、あー彼らなりにある程度理解してくれたんだと、この店をやってきて本当に良かったととても嬉しくなりましたし、それを素敵なことだと言える小学2年生がいることに感動してしまいました。

小学2年生に対して理解できるかどうかって事を、こんな真面目に懸命に話すのはなんかちょっと恥ずかしいなと思いながら言っていましたが、いやー言って良かったー。


(余談ですが先日、仕入先の営業さんが静岡店に見えて、「いやーこんなワッフルの専門店なんてもう全国的にほとんどありませんよ、この店やオリーブは希少である意味奇跡ですから是非頑張って下さい」と言われました。半分ディスってるのかとも取れる発言ですが、確かに無くなりかけているものを時代に逆行して広めようとしている訳ですからそうかもしれません。でも誰かがやらなければ無くなってしまう・・・。何かにも似ていますね。)

さてこの焼津東小の取り組み、駅前商店街のいろんな店を生徒が訪問して話を伺い、それを持ち帰ってみんなで話し合ってまとめて発表する。生徒の教育の一環としてはもちろんのこと、学校、商店街、そこにいる大人たち、いろんな面で非常に良いと思います。こういったことであれば私自身はいつでも喜んで協力させていただきたいです。
仕方ないことですが惜しむらくは時間が短く限られていた為に、小学2年生では書くのも遅いので必死になって書く事に主に意識が入ってしまう子もいて、もっと意思疎通なども出来たはずだし、もっと子供らしい発見も多くあったかと思います。ちょっとそこが残念に思いましたが、この取り組み自体は継続して欲しいし、上の学年にも早い子であれば進路をこれから考える際の参考に充分になる可能性も理解もあると思うので是非行って欲しいし、大人も積極的に関わって発展させていくべきだと思います。

焼津東小の校長先生はじめ先生方・引率の保護者の方や関係者、生徒さん、この度は有難うございました。ワッフル買わなくてもまたいつでも来てください。お待ちしています。









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