2016年3月9日水曜日

広島中3自殺で思いだす事

広島県府中町立府中緑ケ丘中3年の男子生徒(当時15歳)が誤った万引き記録に基づく進路指導を受けた後に自殺した問題

”別生徒の万引き行為を学校が男子生徒の行為と誤って資料に記録し、この資料に基づく非行行為を理由に「志望校への推薦は認められない」と男子生徒に伝えていたこと”
しかも廊下での立ち話で・・・・



この生徒の場合は自身は非行行為と言われることをしていないのかもしれませんが、私の過去と合わせて思うのは・・・

私自身は、小学校中学校時代に何度も上で言うような非行行為などで正直警察にもお世話になった事もあります。しかし、その頃お世話になった先生のおかげで高校にも大学にも行けたし、以後警察にお世話になるようなことは起こしていないし、しないと誓った事で今に繋がっているので、広島の学生がどうだったのかはよくわかりませんが、私はそういった面でも出会いに恵まれていたのだろうとも思います。
私の場合は、中学時に問題を起こしたとき、中学校の担任と校長先生が直に話を聞いてくれて(まあ職務の1つではありますが)、なぜ事をおこしたのか、自分がどういう人間かをまず把握しようと努力してくれました。
もちろん内申書には響くので、高校も公立には行けないかもなと思っていたのですが、高校に行ったら学校も部活も途中で辞めないことを条件に志望校への受験を許してもらい、おかげで合格も出来ました。
後から先生に聞いた話で、担任と学年主任と校長が高校側にみんなの願書を提出に出向いた時に、私の受験について特にお願いをしたと聞いて、そうさせてしまう生徒であった事を本当に今でも申し訳なく思うし、今なお感謝しています。
卒業時にも校長先生から万年筆と1筆言葉をいただいたりして、こりゃ高校生活問題起こせないなとさすがにその時は強く思いました。

まあそのおかげで高校入学以降ですさまじいイジメにあった時、何度か抗おうかそれとも辞めようかとも思ったけどどうしても抗うことも無く辞めれなかったというおまけもありますが・・・
そして高3の3者面談では「学校ではクソがつくほど真面目です。校外は知りませんが」と嫌味を込めて言われたりもしました・・・


今回、どういう生徒か本当に把握して確認してその担任が行ったのか、単純なミスなのかとか全くわかりませんが、1クラス47人とかで9クラスか10クラスあった私の中学ほどではないでしょうから、先生が犯したそのいくつかの問題は、規定の指導方法としても一人一人への目の配り方からもどうなのかなーと疑問に思ってしまいます。

今回について、また死ななくてもいい命がとも思うし、かと言ってそれを一先生に全部背負わせるのも酷かとも思いますが、教師ってやっぱ生徒のちょっとした事も気にかけてあげられるかどうかの意識や覚悟が常にない方には向いてない職業なのではと厳しい言い方かもしれませんが思いました。
先生のなにげない一言や一つの行動で、生徒の人生は本当に大きく変わるのも体験上事実なのだから。





静岡店 3月20日 臨時休業します。


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