2016年3月11日金曜日

あれから5年

あの時、1メートルくらい横揺れしてるんじゃないかと感じる建物の中で「あーこんな幸せなんて、一瞬で無くなるものなんだな」とテレビを見て感じて、今そこにある幸せに対する感じ方が少し変わったのを覚えています。


小学生の時に養母の兄から満州や大東亜戦争についての体験を聞いたり、小学1年の時の担任の先生から戦時中の話を聞いて漠然と関心を持ち続け、それをもって30代になってから結構な時間をかけて様々な方から空襲や空戦の話を聞いて回って、未経験ながら戦争を身近に少し感じられる最後の世代(体験話を聞ける最後の世代)かとその時思いました。
もうそういった記憶も今の20代以下にはこれからなかなか聞くチャンスも持てないでしょうから。

今ですらそう少し思うのに、あと20年もすれば戦争でどんな事が起こるのか下々のことは想像も出来ない人たちの政治の時代が来るのかな。その時どうなるのかな・・・
私たちや上の世代がその体験をどう伝えて来たかが大きくものを言う世の中であってほしいと願いますが。
まあ割と近い時に起きないとも限りませんが・・・

地震も同じですよね。阪神も東北も経験した私たち世代やその下の世代がこれから先どう伝えて行くのか、近いうちに起きないとも限らない中で役割は小さくないですよね。しかもほぼ確実に起こるのですから。


今の自分には、コープで石巻湾沖で育てた牡蠣を買って食べるくらいしか出来ませんが・・・
これからも何かしら出来ることを考えていきたいと思います。




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