2015年3月24日火曜日

メロン & 本能寺の変

先日お伝えしたようにメロン2種類出ていましたが、間もなくマスクメロン系の緑のメロン終了します。

卸先との手違いで入荷してしまった緑のメロンでしたが、オレンジのメロンのようにリクエストが多ければまた入荷することもあるかもしれません。というわけで、引き続き人気のあるオレンジの夕張メロン系のメロンはありますのでよろしくお願いします。





さて、ここ1・2カ月は以前から書いている通り父の事で色々考えてしまう事も多いので、出来るだけ考えないようにと最近めっきり見なくなった漫画をGEOで借りてきたり、溜まってきてしまった読めてない文庫本を読み進めています。


愛読書が月刊誌の歴史街道であるほど歴史好きの私なのですが、最近読んだ本でなかなか面白かったのが、「本能寺の変 431年目の真実」という本です。

元々は「本能寺の変427年目の真実」というタイトルで出された物が文庫化されて加筆・修正の本なのですが、427年目の真実がでた時に買おうか迷って、書いている明智憲三郎という方が明智光秀の子孫ってところがなんか胡散臭く感じて買わなかったのですが、よく見ると慶応義塾大学大学院を出てるし、日本歴史学会の方ですし、いつぞやの武田家の末裔とか言うニセアイドル?とは明らかに違うので、こりゃ読むしかないと今回は手に取りました。

ネタばれになるのであまり書きませんが、なるほどと腑に落ちる所が一杯あり、改めて歴史は残ったもの特に勝ったものが都合良く世の中に出して、世間的にもそれが通説になってしまうものだなと感じました。

戦国時代の勝者と言えば徳川家康。そしてその前に豊臣秀吉を挟んで、それぞれの思惑が必ず捻じ曲げている部分があるはずだと昔から思ってはいたけれど・・・やっぱそうだよなーと納得。


いつの時代も「繋がり」というものが大きく感じられます。戦国時代の最中から徳川の時代が始まる頃に付けて(徳川時代もですが)苦汁を舐め続けた毛利と島津が260年後に徳川時代を終わらせ、そこに導いた坂本竜馬が明智に通じる者であるという説も。この説は本当であれば皮肉になったわけですが・・・。かろうじて生き残った毛利と島津だからこそそこまでの勝者に捻じ曲げられた部分に対する反発や教育で個々の藩の歴史を繋げていき、勝者の時代を作った徳川が15代かけて繋いできたならば、島津も毛利も代々繋いできて覆し、新しい歴史を勝者として作っていく。

国内だけに限らず、今の国際状況にも同じことが言えるかもしれません。中国や韓国の反日教育なども然り、歴史を捻じ曲げているのはどちらなのか。勝った方が世間的には正しいと作られ流れるのでしょう。

でも、このお店に来た中国人や台湾人、そして僕の友人にもたくさんいる韓国人、よく話してみると個々それぞれ反日だったり、反中だったり、そういった教育や情報に流されずにしっかり自分で判断しなければという考えを実はみんな持っている。捻じ曲げられたものをそのまま受け取らずに自分の中でしっかり調べて考えて受け止めてこなす。結果正しかったり本物と言われるものはなんなのか。


今の社会にも通じるものがあると思います。先日の川崎の少年殺害事件、週刊誌での容疑者実名報道だったり一般の方のネットでの中継など、個人情報の取り扱いについても、何が正しくて何が危険なのか、色んな意見がある中で、感情的・感傷的になったり周りの大きな声や情報に左右されずに、上の事件の時のように1つ1つのケースバイケースでしっかりと自分で調べ考え、捻じ曲げられたものをそのまま受け取らずに自分の中にこなしていきたいと思います。




0 件のコメント:

コメントを投稿